産地の分かる間伐杉を使う

木や森のことを正しく知る ことが森を気にかけることになり、森を変えるきっかけになります。山に行ったときにこの森は天然林なのか人工林なのか、そのことに気づくだけでも多くの森を変えることにつながると思います。

日本の森の未来を明るくしたい。そのためには、まず木を知り、木にふれて、木を好きになってもらいたい。
Smile wood おうち木工教室では、木工技術をお教えするだけではなく、木のこと、森のことをお伝えする時間も大切にしています。

木や森のことを気にかける。その一人ひとりの想いが、日本の植林された森を元気にしていく原動力となります。あなたも、毎日の生活の中に木のモノを取り入れて、木からぬくもりやパワーをもらい、木のモノづくりを楽しんでみませんか?


今、あなたが選んだ木。それはきっと木自身もそうなりたいと思っている姿だと思います。

左の木は、切り捨て間伐により森に放置された状態。
右の木は、間伐され木材として活用するために製材された姿です。
どちらの木にするのかを決めるのは、私たち人間です。

昭和20~30年代、今後利用できる木を育てるために天然の森を伐採して苗木を植え、人々は人工林(植林された森)を作りました。人間の都合で植林された森は勝手に育っていくわけではなく、人が適切に手を加えない限り健全な状態にはなりません。
健全な森を作るためには、定期的に木を切る間伐や枝打ちのような手入れが欠かせません。ところが、そのような作業を行うには費用がかかり、また大変な労力も必要です。現在木を切ってもそれに見合ったお金にならないため、間伐などの手入れもされず、また切ったとしても搬出にお金がかかるため木を森に放置している状態なのです。天然林と人工林を分けて考え、 木を使わなければ緑豊かにならない森がある ことを知ってください。

材料にこだわる

おうち木工教室では、日本の木や森のことを気にかけてもらえるように、国産というだけでなく「育った場所もわかる杉」だけを使っています。またオリジナル塗料は安全性と色合いにこだわっています。

作品にこだわる

教室で使用する木工キットは、はじめての方でもきっちりした製作ができるように、木工指導のプロがデザインしています。55種類以上のバラエティに富んだ作品をお楽しみください。 

作り方にこだわる

ただ作るだけの木工教室も楽しいですが、作る工程にわくわくしながら初めての経験を楽しんでいただけるように、昔のものづくりを再現しながら初心者でも簡単にできるようになっています。